2019年05月22日に、慶應義塾大学の国際ビジネスコミュニティ KIBI による「情報銀行」に関する勉強会がゼロイチCafeにて開催されました。近年、自分の個人情報を預け、その個人情報を他社へ提供する「情報銀行」という考え方が出現しています。今回は、情報銀行について学ぶとともに、自分達であればどのように「情報銀行」を作るか?をディスカッションしました。

情報銀行の概念について説明するアーウィン海さん

情報銀行とはなにか

冒頭では、アーウィン海さんにより、情報銀行とは何か、について説明していただきました。情報銀行というのは最近になって話題になっている概念なので参加者にとってイメージの湧きにくいものでしたが、従来の個人情報のあり方との違いや銀行と呼ばれる要因などご説明いただきました。また、実際に情報銀行の作成に取り組んでいる企業の例や、情報を集約することでのリスクやメリットなどもお教えいただきました。

グループに分かれ、情報銀行目線でのディスカッションを行う参加者

如何に情報を集めるか

情報銀行の特徴を踏まえて、情報を集中させた方が良いのか、分散させた方が良いのか、どちらの方がビジネス的メリットがあるのかなどについて話し合った後、「STP analysis」と「4P marketing」という2つの手法を使って「自分達が情報銀行をもし作るならどのようなものを作るか?」というディスカッションをグループに分かれて行いました。主に「どのような人をターゲットにするか?」「情報提供者に対してどのようにリターンをするか?」というのが議論のポイントになりました。

情報銀行の社会的影響についてディスカッションをする参加者

プライバシーなどの問題について

ディスカッションでは1企業として事業利益を求めて考えてみましたが、次にそういった個人情報のあり方の変化によってどのような社会的影響があるか?という点について全体で話し合いました。情報銀行の仕組みを取り入れて個人が毎回自身の個人情報の利用に対して許可を下す仕組みにしても、規約や売却先の企業の情報に関して毎回注意を払うことは難しく結果としてプライバシーの問題は解消されないのではないか?そもそも個人情報が取られて困ることは何か?どのような情報なら取られても良いのか?といった議論になりました。

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