2019年5月15日(水)に、ゼロイチCafeプログラミング部の第2回活動を開催しました。今回の活動はWebサイトを設計する上で必要な考え方について、実際にWebサイトの運用と改善の実務経験を持つ、ゼロイチCafeスタッフの相澤さんに発表していただきました。

ハニカム構造について解説する相澤さん

WebサイトのUI/UXの基礎知識と改善方法

UIとはユーザーインターフェースの略で、UXとはユーザーエクスペリエンスの略です。今回は、UI/UXの具体例を、実際に参加者が見たことあるようなサイトを用いて説明し、理解を深めました。

「UI/UXを改善するためにはWebサイトを体系的に分析する必要があります。」と相澤さんは言います。Webサイトを分析するためによく用いられているフレームワークに「UXのハニカム構造」というものがあります。「ハニカム構造」はWebサイトをUseful(役に立つ)、Usable(使いやすい)、Findable(探しやすい)、Credible(信頼できる)、Accessible(アクセスしやすい)、Desirable(好ましい)の6つの観点で評価するフレームワークで、今回の勉強会では、実在する就職支援サイトを見てみて「ハニカム構造」に当てはめるというグループワークを行いました。

グループディスカッションの模様

カスタマージャーニーマップを描こう

実際にサイトを設計するためには、ユーザーの行動を考え、ユーザーの気持ちになりきり、サイトに来たユーザーが何を求めているかを知る必要があります。そのためのフレームワークとして、「カスタマージャーニーマップ」というものがあります。今回の勉強会では、「カスタマージャーニーマップ」について学んだ上で、実際に「はじめて日吉に来て夜ご飯を探している大学生」というユーザーを設定し、サイト設計を考えるためのグループワークを行うことで「カスタマージャーニーマップ」に関する理解を深めました。

発表内容をまとめる参加者

参加者の声

「UXについてあんまり考えたことがなかったのでハニカムなどについて知ることができてよかったです。」

「ただ聞くだけじゃなくて全員参加のディスカッション形式だったので、自発的に考えて参加することが出来たのが良かったです。 」

「UI・UXの話を実務をやられていた方にレクチャーされてくれたのが良かった。」

「UIにおけるマーケティングや情報へのアクセシビリティはこれから自分が社会に出て、顧客へのニーズや不満、行動を研究するためのヒントになるように感じました。 」

参加者からも満足の声が多く届く充実した勉強会となりました!

次回のプログラミング部活動第三弾では、UI/UXの知識を活かして実際にプログラムする勉強会を開催します。是非ご参加ください!

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