APIを使った開発 -プログラミング部第7弾-を開催しました!
2019年6月21日(金)に、「APIを使った開発 -プログラミング部第7弾-」を開催しました。APIとは何かという解説から、実際にRecruitやSpotifyのAPIを使ってみて結果のデータが得られるところまで、小松さんに実演を交えながら発表していただきました。

APIとは何か?
APIというのはアプリケーション間でのデータのやり取りを行う方法で、企業が自社サービスをより広く使ってもらうために公開したり、開発者との関係をよりオープンに促進するために使われます。大小問わず様々な企業から公開されていて、参考記事によると、世界中に現在およそ3万以上のAPIが存在するそうです。昨今のモバイル環境の充足によって、様々なデータに個別にアクセスするようなユースケースが多くなり、「APIエコノミー」と言われるほどに、APIの需要は高まっています。

どのようなAPIがあるのか
まずはMicrosoftが公開している顔認識のAPIを使って、APIの概観を掴みました。このAPIは、ユーザが顔情報の含まれた画像を送ると、その形を数値化したものや、髪の色や眼鏡の有無の情報などを、構造化されたデータとして返してくれるというものです。またRecruitが公開している画像認識APIを利用して、より美味しそうなお肉の画像を判定するという実装を行いました。コマンドツールを使用してAPIを呼び出す作業は少し慣れの要る作業ではありましたが、初心者の参加者の方も、実際にデータを取得する流れを実装することができました。

APIを使用したソフトウェアの実例
今回は小松さんが作成した、Twitterの特定アカウントのツイートの内容から抽出した文字列と、Spotifyの検索APIを連動させて、ツイートに関連する楽曲情報を取得するというソフトウェアを実例として扱いました。SpotifyのAPIから返される楽曲のデータには、テンポや曲の長さといった基本的な情報だけでなく、danceability(ノリの良さ)やenergyといった少し抽象的な項目もあり、単なる検索APIとしてではなく、よりエンタメ性のあるアプリケーション開発にも応用できると感じました。
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