グロースハック入門勉強会を開催しました!
2019年4月23日に、「グロースハック入門講座 -成長するサービスの作り方-」を開催しました。人気なサービスや事業にはどのような「成長の仕組み」があるのか、グロースハックとは何なのかを、ITサービスのプロダクトグロースに関するメディアの立ち上げ経験もある講師の方より解説していただきました。

なんでFacebookって流行ってるの?
「なんでFacebookって流行ってるの?」そんな問いかけから始まった本イベント。参加者からは、「自分のコミュニティとの繋がりを楽しめるから」「暇だったら開いちゃうという手軽さがあるから」「無料だから」など様々な回答が飛び交いましたが、講師の方は、それらの回答を肯定した上で、「Facebookのグロースハッカーが全て仕組んでいるから」と答えました。Uber、Airbnb、Dropbox。シリコンバレーから世界を席巻したサービスの裏には、必ずと言っていいほど「成長の仕組み」があります。そのようなサービスは、グロースハッカーと呼ばれる人が施策を考えたうえで、ユーザーが継続して使うような仕組みを提供しているといいます。

グロースハックとは?
グロースハックとはずばり「価値+成長エンジン+データドリブン」だと講師は語ります。プロダクトに価値と成長エンジンを埋め込み、データドリブンで磨き続けること。ユーザーが増えれば増えるほどプロダクトの価値が指数関数的に増えていき、成長エンジンが出来上がります。ユーザー行動をセグメント分けして考え、有効的なデータを取り出し、イタラティブという所謂PDCAサイクルを行っていくこと。これがグロースハックだと語りました。

時系列で考えるグロース
「ホッケースティックのように成長」するまでには、いくつかのステップを踏む必要があるといいます。「Ideation」「顧客開発」「RSF」「RMF」という具体的なステップについて説明し、この段階を踏んだ先にグロースハックがあると講師は語りました。参加者の方々も興味津々で学び、中には「将来起業をする上で、必要な知識を得られて非常に有意義だった」というコメントもいただきました。

ARRRAで考えるグロース
一般的なデータドリブンの方法に、AARRR(「Acquisition」「Activation」「Retention」「Revenue」「Referral」)というユーザー行動に対する考え方がありますが、講師はこれを、ARRRAの順序でグロースさせるべきだと語りました。新規ユーザーを獲得する(Aquisition)には大きなコストがかかるが、中身が整っていない状態で流入に注力しても離脱するだけ。プロダクトを充実させてからこそAquisitonに注力すべきだという本質的なフレームワークを強調して、この勉強会を終えました。参加者の方々からも、「体系立ったグロースハックを学ぶことができ、大変勉強になった」とのコメントもいただきました。
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